足底腱膜炎

おはようございます。理学療法士の齊木です。

春らしい雰囲気を感じるようになりましたが、お健やかにお過ごしでしょうか。

さて、今回のテーマは「足底腱膜炎」です。

これは、足裏のかかとから足指の付け根をつなぐ足底腱膜が炎症を起こして痛みが生じるものです。足底腱膜は土踏まずを支え、衝撃を吸収する役割があるため、足部に過剰な負荷がかかると炎症が起こります。

初期の症状としては、起床後や長時間座っていて、歩き出す際に痛みを感じることが多く、悪化すると常時、痛みが生じてしまうようです。

主な原因として、スポーツなどによるオーバーユース(使い過ぎ)、長時間の立ち仕事、靴のサイズが合わない、足部の筋力不足/柔軟性低下などが挙げられます。

実は、私自身がこの症状に悩んでいます。

最近はスポーツなど身体を動かす機会はないですが、不摂生による筋力低下、体重増加が主な原因でしょう。学生時代にやっていたスポーツのおかげで、足の母趾が脱臼しやすくなっていて、足底へのストレスはかかりやすい背景があるところへ、不摂生が続けば痛みも出ますよね。

まずはストレッチをはじめました。

立った状態で脚を前後に開きアキレス腱を伸ばす体操、テニスボールを足底で転がす体操、これなら簡単にできて継続しやすいですね。

減量は、またの機会に考えたいと思います。

皆様にも痛みが少ない日常を送ってほしい想いをもとに日々、従事しています。

まずは相談してください。一緒に良いリハビリ方法を探し、頑張りましょう。