変形性頚椎症について

おはようございます。理学療法士の飯田でございます。

先日、変形性頚椎症の患者様を担当しました。症状としては、首と肩のコリがひどく、首を動かすと痛みが出るとのことでした。症状がひどくなると神経が圧迫されて腕から手にかけてしびれが出ることもあります。

まず、患者様の姿勢を見てみると、頭が肩の位置よりもかなり前へ出ていて、両肩は巻き肩の状態でした。この姿勢では首や肩の筋肉にかなりの負担がかかると考えられます。
リハビリでは、まず、首、肩の筋肉をほぐして、背骨、肩甲骨の動きを出すような運動を行いました。
動きを出すことでリハビリ前より姿勢が改善し、首、肩の痛みが軽減されて楽になったとのことでした。

リハビリではその部分のマッサージのみではなく、『全体のバランス』を見ながら、どこに痛みの原因があるかを見ていくことを心がけています。
痛み等でお悩みの方、ぜひご相談ください。