五十肩について

おはようございます。理学療法士の藤原です。本日は五十肩についてお話ししたいと思います。

肩が痛い、腕が挙がらないなどの症状が出る、いわゆる五十肩とは、明らかな外傷がなく加齢に伴う組織の変性によるものといわれています。当クリニックでも40代から80代まで様々な年代の方が通われています。

中にはそのうち治るだろうと長期間放っておいたため、肩の動きに左右差が出ている方、または早く治そうと無理に動かし痛みが長期化している方も見受けられます。

五十肩の治療にはおおまかに三つの時期に分けて対応します。
①絶対安静期
②痛みが軽減して少しずつ動かす時期
③かなり痛みが減少し積極的に動かす時期
があります。

痛みの強さや期間は人それぞれ違い、数週間から半年程度続くこともあります。動きの制限などの後遺症を残さないよう治癒を目指すためには、痛みが続いても無理せず焦らず症状に合わせて対応することが重要です。

リハビリテーション科では症状に合わせてストレッチや体操指導をしています。長引く場合はご相談ください。それぞれに合ったリハビリプログラムを提案し皆様をサポートしていきます。