変形性股関節症について

おはようございます。理学療法士の齊木です。
朝夕の気温はだいぶ寒くなってきましたね。
寒くなってくると筋肉はこわばりやすく、動きも鈍くなってしまいます。
適度な体操や運動をしてケガや転倒などのアクシデントを予防しましょう。

先日、変形性股関節症の方のリハビリを担当しました。今回はそのお話をしようと思います。

変形性股関節症は、股関節に関わる骨や軟骨にすり減りや変形が生じて、痛みや動きの制限、日常の動作への支障をきたす疾患です。加齢とともに症状は進み、悪化すると人工関節などの手術も行われます。股関節の手術と聞くと、転倒とも関係性が大きい大腿骨頚部骨折がありますが、それはまたの機会にお話しできればと思います。

さて、今回のリハビリでは、変形の進行予防、痛みの軽減を目的に、股関節、下肢の筋力トレーニングを行いました。
ブリッジ運動やスクワット運動など、割と広く知られている筋力トレーニングの方法を使い、意識するポイントなどを一緒にお伝えしました。何処のトレーニングなのかを意識することが重要で、効果も上がりやすいです。

私たちは個々の体や動きをみて、リハビリ内容を変えています。

まずは相談してください。一緒によりよいリハビリ方法を探しましょう。