おはようございます。理学療法士の藤原です。
今回は体重管理についてお話したいと思います。体重の増加は腰や下半身の関節の負担を増加させ、痛みの原因となります。 仕事で動いている、または食事量は増えていないのに最近体重が増えているとの話をよく聞きます。では体重を効率よく落とすにはどうすれば良いでしょうか。
食事で摂取したカロリーの多くは基礎代謝という生命を維持するための活動(呼吸や心拍、体温維持など)に費やされ、余剰分は脂肪として蓄積されます。筋肉が少ないと、この基礎代謝量が減少して体重が増えやすくなります。何もしないと30歳をピークに筋肉量は減少していくため太りやすくなります。そのため減量するには食事量を減らすよりも筋肉をつけることに意識を向けてみましょう。膝などに痛みのある方はベッド上や椅子に座ってできるトレーニングを行います。ウォーキングであれば大股で早歩き。可能であればスロージョギングが効果的です。
気になる症状があれば相談してください。リハビリテーション科では各々の症状に合わせた運動メニューを提案し、サポートしていきます。