慢性腰痛について

おはようございます。理学療法士の藤原です。
今回は慢性腰痛対策についてお話させていただきます。

腰痛の原因はそれぞれにありますが、運動不足による筋力や柔軟性の低下といった筋肉の問題が多いと感じています。痛いから動かさない→筋力・柔軟性低下→痛みが増加する→もっと動かない。この悪循環に陥っている方が多い印象です。

以前担当した方は、腰痛のため外出を控え、安静を心掛けていたと話されていました。そのため全体的な筋力低下と腰背部の筋肉の固さがみられました。これに対しストレッチ1種類と腹筋・背筋運動の2種類を毎日行うよう伝えました。これにより腰痛のため不安で外出ができなかった方が、買い物や趣味活動で自由に出かけられるようになりました。

急性期の安静時期を過ぎたら、できるだけ早期に通常生活に戻して、無理のない範囲で体を動かすことが腰痛緩和への近道です。
長引く場合はご相談下さい。それぞれに合わせたリハビリプログラムを提案し皆様をサポートしていきます。