運動不足について

筋力トレーニング

おはようございます。理学療法士の中川です。
梅雨時期になり、身体を動かす頻度が減ってきている方もいるかと思います。
そこで、今回は運動不足についてお話ししていきたいと思います。

運動不足による身体への影響は、体力や全身持久力が低下し、身体活動量の減少につながります。身体活動量が減少すると、さらに筋力や筋持久力の低下も引き起こします。筋力が低下すると立つ、歩く等の能力が低下し、仕事や家事に励む、外出や趣味を楽しむ等の活動機会が減少して生活の質が低下します。家に閉じこもりがちとなると気持ち的にもふさぎ込みやすくなってしまいます。
また、運動不足は、高血圧、肥満等の生活習慣病の発症リスクを増大させ、心筋梗塞や脳卒中等の命の危険のある疾患にもかかりやすくなります。

習慣的に運動を行う事で、将来的な疾病予防だけではなく、日常生活において気分転換やストレス解消につながり、精神的不調の予防につながります。
ストレッチや筋力トレーニングでは、腰痛や膝痛等の改善や健康的な体型を維持する事で自己効力感が高まります。
運動は身体面だけでなく精神的、心理的といった幅広い効用が期待出来ます。

今回は、運動不足について、お伝えさせて頂きました。
この他にも、身体や生活でのお悩みがあれば、相談して下さい。
一緒に解決していきましょう。