リハビリコラム

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部屋の中でも寒さを感じるあなたに

年末年始は寒さのため家の中で過ごす人が多いが、運動不足により体温が維持できず寒さを感じることがある。筋肉を動かすと、そのエネルギーの約60%が熱として放出され体が温まる。スクワットやつま先立ちなどの簡単な運動でも効果が期待できる。運動不足解消にもつながるため、積極的に体を動かすことを推奨している。
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深呼吸について

深呼吸は自律神経を整えリラックス効果があり、免疫力向上や筋肉の緊張緩和など身体に良い影響を与える。一般的な深呼吸の方法は、お腹に手を当て背筋を伸ばし、4秒かけて鼻から空気を吸い込み、8秒かけて口からゆっくりと吐き出す。これを5回ほど繰り返し、1日に数回行うと良い。
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尺骨突き上げ症候群について

尺骨突き上げ症候群は、手首の骨と前腕の骨が衝突し、軟骨が損傷することで炎症や痛みを引き起こします。特に手首をひねったり、強く握ったりする動作で痛みが生じ、日常生活に支障をきたすことがあります。症状が軽い場合は、装具で手首を安静にすることで痛みが軽減されます。重症化すると注射や手術が必要になることもありますが、装具の使用やリハビリテーションで改善が見込めます。早期の適切な対処が大切です。
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熱中症と脱水症

脱水症のチェックポイントは、①舌の乾燥、②皮膚の乾燥、③尿量の減少、④脱力感などがあります。対処法としては、①室温を適切に保ち安静にすること、②真水ではなくスポーツドリンクや経口補水液を摂取することが重要です。
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運動不足について

運動不足は体力や筋力の低下を引き起こし、日常生活の活動量を減少させます。これにより生活の質が低下し、精神的にもふさぎ込みやすくなります。また、高血圧や肥満などの生活習慣病のリスクも高まり、心筋梗塞や脳卒中などの命に関わる病気にもかかりやすくなります。
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歩行時の腕振りについて

歩行時の腕振りは、意識していなくても歩行をリズミカルにし安定させるために重要です。腕を振ることで体幹が安定し、歩行速度、歩幅、リズム、バランスが向上します。特に、腕を前後に60°以上しっかりと振り、肘をしっかりと曲げることで、体幹運動が制御され、重心の動揺が軽減されます。
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頭痛について

頭痛は大きく2種類あり、血管の膨張によって起こる片頭痛と筋肉の緊張によって起こる緊張型頭痛です。リハビリで主に扱うのは緊張型頭痛です。長年頭痛に悩まされていても原因が分からずに市販薬を飲み続けることは解決にはならず、さらなるストレスに繋がってしまいます。
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冷え対策には運動も効果的

筋肉を動かすためのエネルギーの内、約60%は熱として体内に放出されます。そのため、運動をすることで身体を内側から温めることが可能です。身体の中でも大きいとされている、太ももの前にある大腿四頭筋、ふくらはぎにある下腿三頭筋を使う運動を紹介します。
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ストレッチと体操について

ストレッチは筋肉を気持ちよく伸ばす運動で、柔軟性や血流改善、怪我や疲労予防に効果があります。体操は柔軟体操やラジオ体操のように、筋肉や関節だけでなく心肺機能やバランス感覚も改善する運動で、介護予防や健康増進につながります。
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胸郭(きょうかく)について

胸郭には可動性があり、体を捻ったり反らしたりすることで、その動きを感じることができます。しかし、胸郭が硬くなると、頸椎や腰椎に負担がかかりやすくなり、首や腰の痛みの原因になることがあります。また、猫背の原因にもなります。