半月板損傷

おはようございます。理学療法士の高貝です。

「最近、階段の昇り降りでひざがピキッと痛む」「正座をしようとすると、ひざが痛む」などのお悩みはありませんか?
そのひざの痛み、もしかしたら「半月板(はんげつばん)という部分が傷ついているサインかもしれません。
今回は、「ひざのクッション」のお話です。

そもそも「半月板」ってなに?

「半月板」という難しい名前がついていますが、一言でいうと「ひざの軟骨クッション」です。
太ももの骨と、すねの骨の間に挟まれていて、歩くときの衝撃を吸収する、関節の動きをスムーズにする、とても大切な働きをしています。

なぜ、転んでもいないのに傷つくの?

若い人の場合、スポーツ中のケガで半月板を痛めることが多いのですが、年齢を重ねてからの場合は少し原因が異なります。長年、毎日あなたの体重を支え、歩き続けてくれたことで、クッションが少しずつすり減ったり、ほつれるように傷んでしまいます。そのため、階段の昇り降りや、立ち上がるときの「日常のちょっとした動き」だけでも、ピキッと痛みが出てしまうことがあります。

早めに相談した方がよい症状とは?

半月板が傷んでくると、以下のような症状が出やすくなります。
・激しい痛みで歩けない、階段の昇り降りができない。
・ひざに水がたまる、腫れる(傷を治そうとして水がたまります)
・ひざが引っかかる感じがする(ひざが一定の角度から曲がらなくなったり、伸びなくなったりしてロックされる)
・ひざが崩れる(歩いているときに、急に膝の力が抜けてガクッて崩れそうになる)
このような場合は病院への受診が必要になります。

今すぐできる!ひざを守る生活のヒント

傷んでしまったクッションをこれ以上傷つけないために、日常生活で次の3つを意識してみてください。
1.床の生活から、椅子の生活へ
正座や、床から立ち上がる動作はひざを深く曲げるため、大きな負担になります。椅子やベッドを使いましょう。
2.靴選びを見直す
底が硬い靴は、地面からの衝撃がダイレクトにひざにひびきます。クッション性の高いスニーカーがおすすめです。
3.体重の管理
肥満はひざの大きな負担になるため、適正な体重を維持しましょう。

ひざに違和感や痛みを感じたら、無理をして歩き続けず、お気軽にご相談ください。一緒に良い方法を探していきましょう。